【ゲームの基本構造】対戦ゲームとは

この記事は約2分で読めます。

システムの概要

2人以上のプレイヤーが参加し、1人だけが勝者となるシステムです。

解説

最も一般的なルールで、多くのボードゲームに採用されています。
このルールで最も大事なのは「各プレイヤーが勝てるチャンスをほぼ同等の状態で開始できる」ことです。
これが満たされていないと、「不公平だ」「壊れたゲームだ」などと言われかねません。
とにかく、開始時点に少しの有利・不利があっても、「等しく勝つチャンスがあること」が大事です。

しかし、ほとんどのゲームで見られるように…「チェスの先手有利」や「テニスのサービス側有利」と、ゲーム内のバランス調整だけでは解決できない不公平が生まれることがあります

これを解決するために、「クアルト(Quarto)」だと「自分の手番で使うコマを相手に決定してもらう」ルールを採用することで、「勝利の機会を均等化」にすることが出来ます。
他にも、「宝石の煌めき(Splendor)」のように、「誰かが勝利条件を満たしてもラウンド終了までは残りのプレイヤーが手番を行う」ことで先行・後攻の「手番数の均等化」をする仕組みもあります。

このルールを採用するならば、「誰にでも勝つチャンスがある」ようにゲームを作ることを目指し、ルールの組み合わせを考えていきましょう。
もちろん、ルールによっては「不公平さを楽しむようなゲーム」であっても構いません。
それにより見たことのない新鮮なゲームが生まれる可能性も大いにあります。

実際に採用されているゲーム

・「クアルト(Quarto)
・「宝石の煌めき(Splendor)
他多数…(多くのゲームで採用されているルールです)

コメント

タイトルとURLをコピーしました