【ゲームの基本構造】一人用ゲーム

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システムの概要

一人のプレイヤーだけでプレイするルールです。
パズルや謎解き、対コンピューター戦などが挙げられます。

解説

一人用ゲームは昔から存在するジャンルです。
多くの人は「ソリティア」という名称を聞いたことがあるはずです。
「ソリティア」はもともと「一人用だけで遊ぶことのできるゲームの総称」ですが、今ではトランプゲームを指すことが多いです。
トランプを使う一人用ゲームは「ペーシェンス」とも呼ばれます。
世界のアソビ大全51にも収録されている「クロンダイク」もソリティアの一種です。

このルールの特徴は、「一人だけでプレイできる」ことに尽きます。
また、「協力ゲーム」の項目でも取り上げたような「奉行問題」が発生する余地もありません。
ほとんどの協力ゲームは一人のみでもプレイできるのですが、「ザ・マインド」のように一人では遊べないゲームもあります。

一人用ゲームを作成する場合は、以下のどれかが基本となります。
①「目標達成型」
②「記録達成型」
③「対AI戦型」

「目標達成型」は、決められたターン数までに勝利点や課題を達成することをゲームクリアとするルールです。
「記録達成型」は、同じルールの中でより高いスコアを記録していくことを目的としたルールです。
「対AI戦型」は、プレイヤーにとってライバル(または協力者)が自動で動くようなシステムを導入し、擬似的なマルチプレイを実現するルールです。

ゲームによっては3つの全てを同時に満たすことも可能でしょう。
対AI戦型では、擬似的なプレイヤーを導入するだけでなく、ターン経過と共に災害が広がる…敵勢力となる存在が増えていく…などの方法も考えられるでしょう。

実際に採用されているゲーム

・「ロビンソン漂流記」
・「フラッシュポイント:火災救助隊」
・「ロビンソン・クルーソー:呪われた島の冒険」
他…

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