【ゲームの基本構造】準協力型ゲーム

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システムの概要

プレイヤー同士が同じチームに属しながら、ゲーム勝利後にチーム内での「一人のプレイヤーが勝者」となるシステムです。

解説

このシステムでは、プレイヤー全員がゲームに勝利したあとに、チーム内での「MVP」や「個人勝利者」を獲得します。
協力ゲームとの大きな違いは、同じチームとして目的を一緒にしながらも、チーム内で頭一つ飛び出ようと常に味方の動向を意識している部分です。
協力と裏切りの要素が含まれているシステムと言えます。

ただし、基本的には「協力して勝利を目指す」ことには変わらないので、実際には明確な裏切りが起こることはありません。
RPGでよくある筋書きのように、「巨悪を倒すという目的が一致しているから、一時的に協力をしている」という表現がしっくりと来るのではないでしょうか?

このシステムを導入するなら、「参加するプレイヤーが自分をどの様な立ち位置と捉えるのか」を考えられるように準備をすると良いかも知れません。
ゲーム自体に人間味や味わい深さを持たせることが出来るので、非常に魅力的なシステムの一つだと言えます。

実際に採用されているゲーム

・「アーカム・ホラー」
・「キャッスル・パニック」
・「CO2」
・「キングスブルグ」
・「アイランド ~アトランティスからの脱出~」
他…

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